マットレスは様々な部品で構成されている
マットレスは寝心地を左右する重要なパーツです。
中にはワイヤーやクッションで構成されており、中心部にはコイルスプリングと言うバネが内蔵されております。
このバネの反発力により体を支えて、クッションで衝撃を和らげる二重構造の柔軟性が体の体重を適度に分散してくれる効果があるのです。
体重を分散させることが寝具のポイントになります。
起きている時は立っていれば足の裏に全体重が集中しており、座って居ればお尻や太腿に圧力は集中しているのです。
では床に仰向けになると、背中の上部の肩周辺と臀部付近に圧迫を感じます。
こうした一部にかかる負荷を全体で均一に分散することが、マットレスの役割なのです。
機能としては反発だけではなく安定や、適度に沈み込む柔らかさが必要になります。
内部の構成を部位ごとに変化させることで、素材もウレタンからファイバーやラッテクスまでクッション性の高さや硬さを組み合わせてブレンドするのです。
コイルスプリングも中心部分は硬めにしたり、外側部分は柔らかめにするなど工夫がされております。
他にも独立懸架型のポケットコイルタイプと、コイルスプリングを連結させたボンネルコイルタイプがあり、それぞれにメリットやデメリットがあるのです。
先入観をなくして実際に店頭で比べてみて、予算の許す限り最上のモデルを購入することがおすすめになります。
人生の三分の一は寝具の中で過ごすのですから、快適で体への負担が少なくよく眠れることが重要です。